ニキビの治し方|消し方高校生の時に顔中にできていたニキビをすべて消した時の話

腸活

先日、腸活についての記事を書いたときに、ふと昔のことを思い出したので、当時の体験を書き出してみました。いつもは一般的な知識を記事にするよう心がけておりますが、今回は自分の体験に基づいた内容をお伝えしたいと思います。少し砕けた文章になりますがお許しください。

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なお、かなり極端な食生活を実践しておりますが、何事も程々が一番ですので、継続できる範囲で実施していただくのがよいかと思います。

ニキビを治したい

様々なニキビの治し方を試す日々

高校1年生の頃、私は顔中にニキビができていました。社会人となった今考えると、思春期真っただ中なのでしょうがないと思いますが、当時の私にとっては最大の悩みで、何としてでも治したいと考えていました。見た目が悪いのもそうですが、少し服に擦れたりするだけでニキビが潰れ、血と浸出液が出てくるのが嫌で仕方ありませんでした。

最初はできるニキビも少なかったので、潰して中の膿をすべて出すようにしていましたが、ニキビの数が増えてくると、潰すのはしんどくなってきます。ネット上で調べるとたくさんの「ニキビの治し方」が出てきたため、私はそれらを試すことにしました。

まず、ニキビ用の塗り薬を試しましたが、これはあまり効果が実感できませんでした。寝る前に塗っていましたが、寝返りですべて

皮脂の過剰に分泌されることで、ニキビができやすくなるというものを見つけたので、定期的にあぶらとり紙で顔の油を取ることにしましたが、こちらも効果が得られませんでした。

また、顔の毛穴でアクネ菌が繁殖することによってニキビができるということだったので、アクネ菌を殺菌する洗顔料も使ってみましたが、一向にニキビが治ることはありませんでした。

もちろん、これらの方法でニキビができなくなる人もいるのだと思います。ただ、私の場合は塗り薬の効果は得られず、皮脂の過剰分泌やアクネ菌が原因となっているわけではなさそうで、これらの方法でニキビが改善することはありませんでした。

ニキビを治すのではなく、ニキビができないようにしたい

ニキビは1週間ほどで自然に治ります。治るよりも先に新しいニキビがどんどんできるので、ニキビの数が減らないことが問題です。当時の私はものすごい勢いで新しいニキビが発生していました。ニキビの治癒にかかる時間が半分程度に減ったところで、あまり数は減らないような気がしてきました。以降、私はできたニキビを治すことよりも「ニキビができないようにするにはどうしたら良いか」という考えに傾倒していきました。そして、インターネットでニキビができる原因や、ニキビの発生を抑える方法をひたすら調べていきました。

腸内環境の悪化でニキビができる?

当時ネットでしらべたこと

当時の私が様々なwebサイトを見て調べた結果、以下のようなことが書かれていました。

  • 腸内環境の悪化がニキビの原因となることがある
  • 腸内に棲む腸内細菌のうち、善玉菌の割合が減り、悪玉菌が増えることで腸内環境が悪化する
  • 悪玉菌が産生する有害物質が肌から排出される際にニキビや肌荒れが引き起こされる

つまり、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことで腸内環境を改善すれば、ニキビ発生の原因を抑えることができそうです。また、腸内環境が悪化すると現れる特徴として以下のことが挙げられていました。

  • 腸内環境が悪化すると便が固く、濃い焦げ茶色で、悪臭が強くなる
  • 腸内環境の悪化により睡眠に関連するホルモンの分泌が弱くなり、早起きが苦手になる

私は上記のすべてに当てはまっていました。(笑)
そのため腸内環境の悪化がニキビ発生の原因となっている可能性がありそうです。続けて、腸内環境の改善方法としては以下のようなことが書かれていました。

  • 食物繊維やはちみつなどのオリゴ糖が善玉菌のエサとなり、動物性のたんぱく質や脂肪分などが悪玉菌のエサとなる
  • ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が含まれていて、これを摂取することで腸内の善玉菌を増やすことができる

私はお肉が大好きで、野菜はほとんど食べないという食生活を続けていました。当時の腸内環境は最悪だったのだと思います。
上記の情報から、善玉菌を増やすヨーグルトをたくさん食べることで、腸内環境が改善しそうです。だたし、ヨーグルトについて調べると以下のようなことも書かれていました。

  • ヨーグルトは牛乳から作られるため、動物性のたんぱく質を多く含む

腸内環境を改善するために考えた作戦

以上のことから、私は次のような手順で腸内環境をしていくことにしました。

  1. まず肉など動物由来の食材は極力避け、腸内の悪玉菌を数を減らす
  2. 便の硬さ、色、臭いが改善され、悪玉菌の数が減ったことを確認する
  3. はちみつ入りのヨーグルトを食べて、腸内の善玉菌の数を一気に増やす

ヨーグルトが悪玉菌のエサになるという情報があったため、最初からヨーグルトを食べるのではなく、まずは腸内の悪玉菌を減らすことから始めています。
あくまで高校生の私が考えた作戦であり、科学的な根拠などはありません。(笑)
しかしながらこの手順を実行することにより、私のニキビは3週間ほどできれいになくなりました。私の体に起こった変化を順を追って説明します。

野菜を食べ続けて一週間ほどで便に変化が・・・

まずは肉を極力避けることから始めましたが、考えが極端だった高校生の私は、これらを一切食べませんでした。ひたすら夕食でよく出されていたサラダやカボチャの煮物、ほうれん草のおひたしを食べ続けました。学校での昼食は購買部で販売されているパンを買って食べていましたが、お肉が入っている焼きそばパンなどは避けるようにしていました。

急に食生活が激変したので、母親にはかなり心配されました。思春期をこじらせている当時の私は、なんだかニキビを気にしていることが恥ずかしく、両親にはこの作戦を話していませんでした。母親が作ってくれたハンバーグを一切食べなかった時にはさすがに激怒していましたが、今思えばきちん肉を食べないことを説明しておけばよかったと反省しています・・・

こんな生活を続けて1週間ほど経過すると、便に明らかな変化が見られました。便が柔らかく、色が薄い茶色になり、悪臭もなくなっていました。

ヨーグルトを食べ始めてさらに1週間後、肌に変化が!

便に変化が見られたことで、次のステップに進みました。猪突猛進な私は1日にヨーグルトをひと箱食べていました。はじめは1/3箱程度にセーブしていましたが、おいしかったので手が止まりませんでした。

ヨーグルトひと箱につき100gくらい入れていたと思います。高校生時代の私はこれまでの人生で太るという経験をしたことがありませんでした。当時体重を減らしたいとは全く考えておらず、サッカー部に所属していたこともあって、フィジカル強化のためむしろ体重を増やしたいくらいでした。ゆえにカロリーのことは全く気にせず、はちみつを大量に入れていました。ビフィズス菌にオリゴ糖が行き渡るように、念入りに混ぜたうえでヨーグルトを食べ続けました。完全に入れすぎなのでマネはしないでください。

なお、ヨーグルトを食べ始めてからも、肉を一切食べていません。引き続きほぼ野菜のみの食事を続けております。大好きな肉が食べれなくなりましたが、はちみつ入りヨーグルトがおいしかったため、続けるのは苦ではありませんでした。ただ、お小遣いの大半がヨーグルトとはちみつで消費されていくのはつらかったです。

ヨーグルトを食べ続けて1週間ほどすると、ニキビの数が明らかに減っているのがわかるようになりました。ニキビが治ったというよりかは、新しいニキビができなくなり、徐々に数が減っていったという感じです。

作戦開始から3週間でニキビ全滅

ヨーグルトを食べ始めて2週間、つまり作戦開始から3週間程経過すると、私の顔にあったニキビはほぼすべてなくなっていました。何をやっても治らなかったニキビが、殲滅されたことに私は歓喜しました。

ニキビが完治してからは、徐々にお肉を食べ始めました。ただし、腸内環境のことも考えて、野菜を多めに食べるようにして、以降の食生活を改善しました。その後ニキビができることもありましたが、以前のように顔中がニキビだらけになることはありませんでした。

友達からも肌が綺麗になったと言われて、とても嬉しかったです。ニキビを治すことで、自分の見た目に自信を持つことができました。初対面の人に対しても積極的に話すことができるようになりました。様々な場面でポジティブな影響ががあり、自分の見た目に自信を持つことは、人生全体に大きな変化をもたらす力があります。

まとめ

以上、私の実践したことをまとめてみました。ニキビに悩んでいる方は食生活から見直してみるのもよいかもしれません。私のように極端なことをしなくても、バランスの良い食事を心がけることで、腸内環境を改善することは可能です。本ブログでは健康に良い食材をおいしく食べる方法を発信しておりますので、健康に興味のある方は是非他の記事もご覧になってください。

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自分の見た目に自信がないと、あらゆることに対して消極的になってしまいますよね。何をやってもニキビが治らないという方は、私の実践した方法を参考にしてみてください。ニキビを治して楽しく充実した生活を取り戻しましょう!

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