ランニング時にマスクは必要?ランニングに最適なスポーツマスクの選び方とおすすめ商品3選

運動

ランニングは手軽に始められる健康的なスポーツで、多くの人が楽しんでいます。しかし、最近では感染症対策としてマスク着用が求められる場面も増え、ランニング時にもマスクをつけたほうが良いのか悩んでいる方もいるかと思います。ランニング時にマスクは本当に必要なのでしょうか?また、どのようなスポーツマスクが最適なのでしょうか?

この記事では、ランニング時のマスク着用の必要性について解説し、最適なスポーツマスクの選び方をご紹介します。さらに、ランニングに適したおすすめのスポーツマスク商品を3選ピックアップしてご紹介いたします。

ランニング時のマスク着用について

屋外運動時のマスクは必要?厚生労働省の見解

マスクの着用は、新型コロナウイルス感染症の対策として、私たちの生活に欠かせないものとなりました。しかし、屋外運動時のマスク着用は必要なのでしょうか?

厚生労働省は令和4年6月に熱中症予防行動として、以下のような見解を示しています。

近距離(2m以内を目安)で会話するような場所を除いて、屋外ではマスクをはずしましょう。例えば、徒歩や自転車での通勤・通学時や、散歩やランニングといった運動時には、マスクをはずしましょう。

引用:厚生労働省|<新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症予防のポイント>

ランニング時には必ずしもマスクは着用しなくてもよいという見解です。

なお、これまで屋外ではマスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが、令和5年3月13日以降マスクの着用は、個人の判断を基本とする見解が示されています。

これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが
令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。
本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。

引用元:厚生労働省|マスクの着用について

結論としては、屋外運動時には必ずしもマスクはしなくてもいい、ということになります。

ただし、マスクをしてはいけないということではありませんので、感染症予防を重視するのであればマスクを着用するのがよいでしょう。人の集まる公園などをランニングコースにしているような場合には、感染症予防を目的としてマスクを着用する方が多いです。

マスク着用による呼吸の制限と運動中のリスク

運動中にマスクを着用することで、呼吸が困難になることが一般的です。特に、激しい運動を行う際には、十分な酸素を取り込むことが難しくなります。そのため、運動時のマスク着用は、呼吸の制限が原因で体調不良を引き起こすリスクがあります。

さらに汗や呼吸によってマスクが湿気で濡れると、通気性が悪くなることで一時的に酸素供給が減少し、息苦しさや過呼吸の原因となることがあります。特に、気温が高い日には呼吸が制限されることで、体が十分に熱を放出できなくなり、熱中症になるリスクが高まります。

ウォーキングなどの軽い運動では、マスクが問題になることはほとんどありませんが、ランニングなどの激しい運動では注意が必要です。ランニング時には一般的な不織布マスクではなく、スポーツにおける使用を想定して作られているスポーツマスクを着用するのがよいでしょう。

ランニング用スポーツマスクの選び方

ランニングに着用するマスクは、適切に選ぶことで、快適なランニングを楽しめるだけでなく、健康を守る効果も期待できます。今回は、ランニング用のスポーツマスクの選び方について解説します。

ズレにくいものを選ぶ

ランニング用マスクを選ぶ際に重要なのは、顔に適切にフィットすることです。マスクが顔にピッタリと密着していないと、ウイルスや大気汚染物質が漏れてしまい、効果が薄れてしまいます。また、ランニング中にマスクがずれてしまうと、ストレスになってしまいます。顔にしっかりとフィットするマスクを選ぶことで、快適なランニングを楽しむことができるでしょう。顔の形にフィットするように、調節可能なストラップや、顔になじみやすい素材を選ぶことがポイントです。

通気性がよく、速乾性のあるものを選ぶ

激しい運動の際は通気性も重要です。通気性が良いと息苦しさが軽減されます。また、吸汗性や速乾性のある素材は、汗をかいた際にも快適さを維持する効果があります。ナイロンやポリエステル、ポリウレタンなどの合成繊維が、軽量で通気性が良く、吸汗速乾性に優れているため、ランニング用マスクに適しています。メッシュタイプは風を通しやすく、放熱効果もありおすすめです。

洗えるタイプを選ぶ

ランニング用マスクは、繰り返し使用することを前提に、洗って清潔に保てるタイプを選ぶことがおすすめです。使用後に簡単に洗濯ができ、繰り返し使用するので経済的ともいえます。

自分好みのデザインやカラーを選ぶ

運動を継続するためのモチベーション維持のため、非常に重要な要素です。自分のスタイルに合ったマスクを選ぶことで、ランニングがさらに楽しくなります。また、明るいカラーや目立つデザインのマスクは、夜間ランニング時に視認性を高める効果も期待できます。

おすすめのランニング用マスク3選

アンダーアーマー|UAスポーツマスク フェザーウエイト

画像:アンダーアーマー公式サイト UAスポーツマスク フェザーウエイト

アスリートの声に耳を傾け、40%の軽量化を実現した、アンダーアーマーのマスクです。

立体成型により口や鼻とマスクの間に空間が生まれ、中間層には通気性に優れたオープンセルフォームを使用することで、運動時でも呼吸がしやすくなっています。さらにシームレス構造により、着け心地が快適です。

ノーズブリッジ裏には柔らかいスエード調の生地を採用することで、鼻から滑り落ちるのを防いでいます。肌に触れる部分に採用された冷感素材のアイソチルが熱をすばやく拡散し、涼しさを持続させます。手洗いができるため繰り返し使用可能で、速乾性にも優れています。

アンダーアーマーのロゴがとてもかっこいいです。

ヨネックス|ベリークールフェイスマスク

画像:ヨネックス公式サイト ベリークールフェイスマスク. AC486

マスク装着時に冷やっと感じる「接触冷感」と弊社独自の「ベリークール」機能による呼吸で生じる水蒸気と反応することで清涼感の持続を狙った設計に加え、鼻の形に沿う横部分と、鼻から顎にかけての縦部分から成る T 型ワイヤー構造(特許出願中)が採用されえています。

皮膚に触れない外側生地には抗ウイルス加工・抗菌加工を兼ね備えた生地を採用しており、洗濯することで繰り返しお使いいただけます。

シンプルなデザインで6色のカラーが選べます。

オークリー|Essential Face Cover 3.0

画像:オークリー公式サイト Essential Face Cover 3.0

鼻部分にはホットメルトで形状記憶のカットボーンを入れ、イヤーループには吸水速乾性のあるハイストレッチ素材を採用し、耳が痛くなりにくく快適な着け心地を実現しています。下方部にはレーザーのベンチレーションホールを設けることで通気を促す。前面には抗菌素材、肌面はハイレベルの接触冷感機能を持たせた素材が採用されています。

とても柔らかい生地で通気性が高く、ランニングに最適です。

まとめ

ランニングなどの屋外での運動時には必ずしもマスクをする必要はありません。しかしながら人通りの多いコースや、人の集まる公園などをコースにする場合は、飛沫による感染を気にしてしまう方も多いはずです。感染症の予防を重視するのであれば、スポーツマスクを着用するのがよいでしょう。今回ご紹介した3つのおすすめ商品以外にも、様々なスポーツマスクが市販されています。自分に合ったマスクを見つけて、安全かつ快適なランニングを楽しみましょう。

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